通巻 050 号 2026.10.10

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

犬と猫のそばに、薬の予定を記録する白紙のチェック表と薬瓶がある生成イラスト
この記事の説明用に生成したイラストです。実在の飼い主・動物・症例・診療場面ではありません。

2026.10.10 第050号 犬猫の通院メモ 4分

犬猫の薬を飲み忘れたら?次の投薬前に確認すること

「忘れた分をどうするか」は、薬ごとに確認する。

飲み忘れに気づいたら、まず薬の名前と時刻を確認する

犬や猫の薬を飲ませ忘れたとき、すぐに気づいても「今から飲ませる」「次の分とまとめる」と自己判断しないでください。飲み忘れた時の対応は薬によって異なります。米国FDAは、次の投薬時刻をどうするかは薬ごとに獣医師へ確認するよう案内しています。

手元に薬袋や容器を用意し、処方した動物病院へ連絡しましょう。薬の名前、表示された用量・回数、最後に飲ませた時刻、飲み忘れに気づいた時刻が分かると相談しやすくなります。薬袋の文字が読める写真を撮っておく方法もあります。

吐いた・吐き出した場合も、追加分を先に与えない

薬を飲んだ直後に吐いたり、口から出したりした場合も、どの程度吸収されたかは薬によって異なります。FDAは、すでに体内へ吸収されている可能性があり、もう一度与えると量が過剰になる場合もあるとして、処方した獣医師に確認するよう説明しています。

「飲めたか分からない」「錠剤の一部だけ見つかった」など、確かな量が分からないこともそのまま伝えます。飲み忘れや吐き戻しの時刻、見つけた薬の状態、犬猫の様子を記録し、追加投与や時間変更は個別の指示を受けてからにしましょう。

電話で伝えるためのメモ

  • 薬袋に記載された薬の名前と用量
  • いつもの投薬時刻と、最後に確認できた投薬時刻
  • 飲み忘れ、吐き戻し、吐き出しに気づいた時刻
  • すでに追加で与えた場合は、その量と時刻
  • 併用中の薬・サプリメントと、気になる体調変化

誤って多く与えた、別の薬を与えた、薬をまとめて食べた可能性がある場合は、様子を見てからではなく、すぐに動物病院へ連絡してください。FDAも、過量投与が疑われる場合は直ちに獣医師へ電話するよう案内しています。

次の処方時に「忘れた時の手順」も聞いておく

薬を受け取るときに、「飲み忘れた場合はどうするか」「吐いた・吐き出した場合はどうするか」「病院の診療時間外はどこへ連絡するか」を確認し、薬袋の近くにメモしておくと、いざという時に慌てにくくなります。薬を砕く、割る、別の動物の薬を使うなどの変更も、事前に獣医師へ確認してください。

FDAの資料は米国の公的な飼い主向け情報で、日本の個別診療を定めるものではありません。この記事は一般的な確認項目の整理です。実際の投薬は薬袋・添付文書と、日本で診てもらっている獣医師の指示を優先してください。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-10-10
更新日
2026-10-10

根拠・出典

読み方の補足:米国FDAの公的な飼い主向け資料を要約しています。米国の情報を日本の個別診療に置き換えず、飲み忘れ・吐き戻し時の対応は薬袋と日本の処方獣医師の指示を優先してください。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:犬猫の薬を安全に保管する場所と確認項目 ・ ペットが異物を食べたかもしれない時の初動

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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