通巻 017 号 2026.09.25

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

外出用キャリーと準備品のそばで過ごす猫
写真はイメージです。実在の飼い主・症例・診療場面を示すものではありません。

2026.09.25 第017号 もしもの備え 3分

犬猫が何かを食べたかも 受診前に集める情報と避ける行動

「大丈夫そう」に見えても、食べた物が分からない時は相談を急ぐ。

食べた物が分からなくても、まず電話で相談する

薬、植物、食品、洗剤などを口にした可能性がある時は、「症状が出るまで様子を見る」と決めつけないでください。ASPCA Animal Poison Control Centerは、誤食が疑われる場合、症状が見えなくても専門家へ早く連絡するよう案内しています。日本では、かかりつけの動物病院または地域の救急動物病院へ連絡します。

けいれん、呼吸困難、意識がない、出血などがある場合は、すぐに動物病院へ向かう緊急事態です。電話で連絡できる場合は、移動方法や受け入れ先も確認してください。

包装と「いつ・どれくらい」を残す

分かる範囲で、食べた可能性のある物、時刻、量、犬猫の種類・体重・年齢、現在の様子をメモします。商品の包装やラベル、残っている物は捨てず、写真か現物を用意します。複数の動物がいる場合は、誰が触れた可能性があるかも整理します。

この情報は、獣医師が次に確認することを判断する助けになります。量が分からない、商品名が不明、食べたか確信がない場合も、そのまま伝えてください。確認のために吐いた物を素手で触るなど、危険な行動をしないでください。

吐かせる・飲ませる処置を自己判断しない

塩水、牛乳、油、薬などを与えたり、吐かせようとしたりするのは避けます。食べた物や動物の状態によって、家庭での処置がかえって危険になることがあります。ASPCAとCornell大学獣医学部も、獣医療の指示なしに吐かせないよう注意を促しています。

インターネットの体験談で処置を始めず、まず専門家へ連絡してください。薬やサプリメントを使っている場合は、名前と量も伝えます。早めに相談できるよう、動物病院の連絡先と夜間の受診先を平時に確認しておくと安心です。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-09-25
更新日
2026-09-25

根拠・出典

読み方の補足:号日は2026年9月25日です。8号分を同日にまとめて公開しています。誤食時は家庭で処置を試さず、地域の動物病院・救急動物病院へ連絡してください。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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