
犬が薬を嫌がる・飲まない時は?砕く前に動物病院へ確認すること
飲ませ方の工夫は、薬を変える前に処方した獣医師へ相談する。
まず薬袋を確認し、自己判断の変更をしない
薬を口から出してしまう、隠した食べ物を残す、口を開けることを嫌がる。投薬がうまくいかない時に、飼い主が困るのは自然なことです。ただし、錠剤を割る・砕く、食べ物に混ぜる、量や時間を変えることができるかは、薬ごとの指示によって異なります。処方薬は薬袋や獣医師の指示どおりに扱い、変更する前に処方した動物病院へ確認してください。
米国のVCA Animal Hospitalsは犬の薬について、処方された量と間隔に従い、錠剤を砕いてよいかは獣医師に確認するよう案内しています。この記事は米国の飼い主向け情報を参考にした一般的な確認事項であり、日本での個別の投薬指示は処方した獣医師の案内を優先してください。
Q. 錠剤を砕いたり、フードに混ぜたりしてよい?
自己判断では行わず、薬の名前と薬袋の指示を手元に置いて、処方した動物病院へ尋ねます。砕く・割る・カプセルを開ける・食べ物に混ぜる方法が、その薬で可能かどうかは個別に確認が必要です。飲み残した場合、薬を食べ物に混ぜて全部摂取できたか判断しにくくなることもあるため、混ぜる前に確認しましょう。
無理に口を開けたり、嫌がる犬を押さえ込んだりすると、人や犬がけがをするおそれがあります。安全にできない場合は中断し、どの動作で嫌がったかを動物病院へ伝えてください。水や食べ物で流し込むなど、薬袋にない方法もまず確認します。
Q. 飲めない時、動物病院には何を伝える?
次の情報を分かる範囲でメモして連絡すると、具体的な確認につながります。
- 薬袋に記載された薬の名前、量、回数、投薬方法
- いつ与えようとしたか、どこまで飲めたか
- 錠剤を吐き出した、口を開けない、食べ物を残したなどの様子
- 他の薬やサプリメントを使っている場合は、その名称
- 薬を飲めなかった後に、追加で与えたり量を変えたりしたか
VCAは、錠剤が難しい場合に液状の薬など別の形が使えるか、獣医師へ相談する選択肢を挙げています。別の剤形や与え方がこの犬に適するかは、処方した獣医師が判断します。飲めなかった分を追加するか、次の投薬をどうするかも、薬ごとの指示を受けてください。
症状の変化や誤投薬が疑われる時
薬を飲んだ後に具合が悪そう、誤って多く与えた、別の薬を口にした可能性がある場合は、薬袋や残った薬を手元に置いて、すぐに動物病院へ連絡します。自己判断で吐かせたり、別の薬で対処したりしないでください。
まとめ
犬が薬を嫌がる時は、まず薬袋の指示を確認し、錠剤を砕く・割る・混ぜる、投薬量や時間を変える前に処方した動物病院へ相談します。飲めなかった状況と薬の情報を伝え、別の剤形や方法が使えるか尋ねてください。
この記事の根拠と執筆情報
根拠・出典
読み方の補足:VCA Animal Hospitalsの犬向け一般情報を参考にしています。錠剤を砕く・混ぜる・投薬量や時間を変える可否は薬ごとに異なるため、日本で処方した獣医師の指示を優先してください。
獣医師への相談
症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。