通巻 010 号 2026.09.18

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

猫のそばで日々の記録をつける飼い主の手元
写真はイメージです。実在の飼い主・症例・診療場面を示すものではありません。

2026.09.18 第010号 からだ 3分

体重が同じでも体型は違う 犬猫のボディコンディションを記録する

体重計の数字だけでは、その子の体の輪郭までは分かりません。

体重と体型は、同じ情報ではない

体重は大事な記録です。ただ、同じ体重でも脂肪のつき方や筋肉の量は同じとは限りません。WSAVA(世界小動物獣医師会)の栄養評価資料では、脂肪の蓄積をみるボディコンディションスコアと、筋肉の状態をみる筋肉コンディションスコアを分けて扱っています。

体重だけを見て「太った」「痩せた」と決める前に、体型の変化と筋肉の張りも一緒に振り返る。数字と見た目を組み合わせることで、いつから何が変わったのかを話しやすくなります。

家庭では、点数を決めつけず記録する

体重を測った日、食べたフードやおやつ、食欲や活動の変化を書き留めます。同じ場所・距離・向きで撮った写真を残す方法も、前回との違いを見返す助けになります。これは診断用の写真ではなく、変化を説明するためのメモです。

スコア表は観察の補助になりますが、毛の長さ、体格、年齢、病気などで見え方は変わります。自宅の評価だけで減量や増量を決めず、次の診察で「この子の体型をどう評価しますか」と聞いてみてください。

急な変化は、食事量だけで説明しない

体重が短期間に変わる、食べる量が落ちる、背中や腰の筋肉が目立つなどの変化があれば、食事の調整より先に動物病院へ相談を。原因によって必要な検査や食事は異なります。

フード量やカロリーの目標も一律ではありません。体重、体型、筋肉、活動量、持病、現在の食事をまとめて伝え、獣医師とその子に合う方針を考えましょう。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-09-25
更新日
2026-09-25

根拠・出典

読み方の補足:号日は2026年9月18日ですが、8号分を2026年9月25日にまとめて公開しました。家庭での観察は診断や減量計画の代わりにはなりません。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:健康診断と食事を考える号

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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