通巻 016 号 2026.09.24

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

猫のそばで日々の記録をつける飼い主の手元
写真はイメージです。実在の飼い主・症例・診療場面を示すものではありません。

2026.09.24 第016号 シニア期 3分

シニア犬猫の変化は動画に残す 診察で伝わる記録のつくり方

病院ではいつも通り。その時のために、家での様子を残しておく。

「年を取ったから」で片づける前に、変化を分けてみる

歩く速度が落ちた、段差を避ける、寝る時間が変わった、食べ方や排せつの様子が違う。こうした変化には、年齢だけでは説明できない理由が含まれることがあります。AAHAのシニアケアガイドラインは、老化を病気と同一視せず、個々の変化を獣医師と評価することを重視しています。

いつから、どんな時に、どの動きが変わったのか。短いメモでも、診察で話す順番を整理する助けになります。食欲、飲水、移動、遊び、排せつ、毛づくろいなど、気づいた範囲だけ書けば十分です。

診察室で見せられる短い動画を撮る

診察の場では緊張して、家での様子が出ないことがあります。AAHAは、シニアペットの動きや普段と違う行動を写真・動画で記録し、診察前の問診に活用する方法を示しています。

無理に動かしたり、普段しない動きをさせたりせず、自然な歩行や立ち上がりを安全な距離から撮ります。日付と状況をメモし、食事場所や寝床の写真も必要に応じて用意します。動画は診断ではなく、家庭での様子を伝える補助資料です。

急な変化は、次の定期診察まで待たない

突然歩けなくなった、呼吸が苦しそう、食べられない、強い痛みがありそうなど、急な異変があれば動画撮影を優先せず、すぐ動物病院へ連絡してください。

緩やかな変化でも、日常生活に影響しているなら相談のきっかけになります。撮影した動画と記録を見せ、「いつから」「何をすると起きるか」「以前とどう違うか」を伝えると、獣医師と次の確認事項を整理しやすくなります。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-09-25
更新日
2026-09-25

根拠・出典

読み方の補足:号日は2026年9月24日ですが、8号分を2026年9月25日にまとめて公開しました。動画や記録は診断ではなく、獣医師へ変化を伝える補助資料です。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:腎臓の変化を家庭で記録する号

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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