通巻 096 号 2026.11.05

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

子猫のそばに乳歯と永久歯のイラストを並べた生成説明画像
生成した説明用イラストです。子猫と歯の図は架空で、実在の動物や診療場面を示していません。生え替わりの時期や状態を診断する画像ではありません。

2026.11.05 第096号 猫の成長と口の健康 4分

子猫の歯はいつ生え替わる?乳歯から永久歯への変化と見守り方

生え替わりの目安は参考情報です。口を無理に触らず、いつもとの違いを獣医師に伝えられる形で残しましょう。

子猫の歯は何回生え替わる?

子猫の口に小さな歯が見えたり、床に歯のようなものが落ちていたりすると、成長の過程なのか気になることがあります。猫の歯は乳歯と永久歯の2組に分かれます。Merck Veterinary Manualによると、猫の乳歯は26本、永久歯は30本で、永久歯は一般に生後4〜7か月ごろから生え始めます。

Cornell University College of Veterinary Medicineは、子猫の乳歯が生後約6か月ごろまでに永久歯へ置き換わると説明しています。資料で示される時期には幅があり、すべての子猫が同じ日に同じ順序で生え替わるわけではありません。年齢だけで異常かどうかを決めず、口の様子や食べ方も合わせて見ます。

家では「見える範囲」と普段との違いを記録する

口を嫌がる子猫のあごを無理に開けたり、歯を指で揺らしたりする必要はありません。普段の食事や遊びの中で気づいた変化を、無理のない範囲でメモしておくと、動物病院で相談する時に説明しやすくなります。

  • 気づいた日と、見えた歯の場所
  • 食べ方や、食べる量に普段との違いがあったか
  • 口を前足で気にする、よだれが増えるなど、実際に見た様子
  • 歯ぐきの赤みや腫れ、口臭など、気づいた変化

記録は観察した事実にとどめ、「歯の生え替わりが原因」と家庭で決めつけないことが大切です。写真や動画を撮る場合も、子猫が嫌がる時は中止してください。

口を気にする様子があれば獣医師へ相談

Cornellの案内では、口臭、赤く腫れた歯ぐき、口を前足で触る、硬い食べ物を食べたがらないといった様子が、歯の問題を考える際のサインとして紹介されています。これらだけで原因を特定することはできません。痛がる、食べにくそうにする、出血がある、気になる変化が続く場合は、子猫の年齢と観察した内容を動物病院へ伝えてください。

生え替わりの時期は一般的な目安で、この記事は個別の診断や処置の指示ではありません。乳歯や永久歯の状態が気になる時は、家庭で抜こうとせず、獣医師に確認しましょう。子猫の口の確認から歯みがきへ進む時期については「[犬猫の歯みがきは口のチェックから](/journal/hamigaki-no-mae-ni-kuchi-no-check/)」も参考にしてください。

まとめ

猫は乳歯26本から永久歯30本へ生え替わり、永久歯は一般に生後4〜7か月ごろから生え始めるとされています。時期には個体差があるため、年齢だけで判断せず、見えた変化や食べ方を記録します。口を痛がる、歯ぐきが赤く腫れる、食べにくそうな様子があれば、獣医師へ相談してください。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-11-05
更新日
2026-11-05

根拠・出典

読み方の補足:生え替わりの時期と歯数は獣医学資料に示された一般的な目安です。個別の口腔状態を診断せず、Cornellの案内にある口臭、歯ぐきの赤み・腫れ、口を気にする様子、硬い食物を食べにくそうにする変化は獣医師への相談案内に限定して紹介しています。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:犬猫の歯みがきは口のチェックから ・ 子犬を迎えたら初めての診察へ

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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