通巻 013 号 2026.09.21

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

飼い主と静かな道を歩く犬
写真はイメージです。実在の飼い主・症例・診療場面を示すものではありません。

2026.09.21 第013号 季節のケア 3分

犬の暑さ対策は気温だけで決めない 早めに気づきたいサイン

暑い日の「いつもと違う」を、散歩の途中で見逃さない。

いつもの散歩でも、暑さへの反応は同じではない

気温だけでなく、湿度、日差し、地面、運動量、犬の体格や健康状態で負担は変わります。Cornell大学獣医学部は、短頭種、体重過多、高齢、心臓や呼吸器の持病がある犬などでは、暑い環境への注意が特に必要と説明しています。

強いパンティング、よだれ、遊びたがらない、日陰を探すといった様子は、早めに休ませる合図になり得ます。「まだ歩けそう」に見えても、涼しい場所へ移り、水にアクセスできるようにして、無理に運動を続けないでください。

ぐったりする前に、散歩の条件を変える

暑い時間を避けて涼しい時間帯に歩く、日陰のある経路を選ぶ、休憩できる場所を把握する。Cornellの資料は、活動を涼しい時間帯に調整し、日陰を確保する方法を挙げています。車内に犬だけを残すことも避けます。

散歩中は、歩く速さや呼吸、反応をときどき確認します。いつもより呼吸が荒い、立ち止まりたがる、反応が鈍いと感じたら、その日の運動を続けるより休ませる判断を優先しましょう。

呼吸困難や嘔吐などがあれば、緊急受診を

過剰なパンティングやよだれが続く、呼吸が苦しそう、嘔吐、下痢、ふらつき、混乱、けいれん、倒れるといった状態は、Cornellが熱中症の緊急サインとして挙げています。涼しい場所へ移し、体を冷やしながら、すぐに動物病院へ連絡してください。

熱中症は家庭で様子を見るだけの問題ではありません。移動方法や受け入れ先を探すために連絡が遅れないよう、重い症状が見られたら救急動物病院への受診を急ぎます。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-09-25
更新日
2026-09-25

根拠・出典

読み方の補足:号日は2026年9月21日ですが、8号分を2026年9月25日にまとめて公開しました。暑熱時の体調不良は緊急性がある場合があり、この記事は受診の代わりではありません。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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