通巻 065 号 2026.10.15

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

犬の前足を飼い主が静かに観察する場面を描いた、説明用の生成イラスト
記事内容を説明するために生成したイラストです。実在の犬・飼い主・けが・診療場面ではありません。

2026.10.15 第065号 犬のけがと受診準備 5分

犬の爪が割れた・出血したら?無理に切らず動物病院へ相談

犬の爪が折れた時は、無理に処置せず状態を伝えて相談する。

爪が割れた時、まず無理に触らない

犬が急に足をかばったり、床に血が付いていたりしたら、足先に爪の割れや引っかかりがないか、犬が落ち着いている範囲で目視します。痛みのある犬は、普段おとなしくても触られるのを嫌がることがあります。押さえ込んだり、嫌がる足を持ち続けたりせず、安全に見られない時は動物病院へ電話で相談してください。

VCA Animal Hospitalsの獣医師による解説では、爪の内部には血管や神経があり、爪が深く傷つくと痛みや出血を伴う場合があると説明されています。爪の見た目だけで傷の深さや処置の要否を判断することはできません。この記事は診断や家庭での処置手順を示すものではありません。

Q. 浮いている爪や割れた先端を自分で切ってよい?

無理に引っ張ったり、根元に近い部分を切ったりするのは避け、まず動物病院へ相談します。割れた部分を取り除く処置は、痛みや割れ方によって獣医師の確認が必要になることがあります。犬が足を引く、うなる、強く嫌がる場合は、状態確認のために何度も触らないでください。

出血している時に犬が落ち着いていて安全にできる場合は、清潔なガーゼなどを当てて、動物病院へ連絡するまでそっと押さえます。嫌がる、出血が続く、出血量が多い、足を着けないなどの場合は家庭での対応を続けず、受診先の指示を受けてください。薬や消毒剤を自己判断で使わないでください。

Q. どんな時に早めに連絡する?

出血が止まらない、爪が大きく割れている・ぶら下がっている、痛がる、足を着けない、腫れや赤みがある、傷をしきりになめるなど、気になる変化がある時は動物病院へ連絡します。症状が軽く見えても、爪の根元や周囲の皮膚まで傷ついているかは家庭だけでは分かりません。

電話で伝えるとよいこと

  • いつ、どの足のどの爪に気づいたか
  • 出血の有無と、今も続いているか
  • 足を着けるか、歩き方や痛がり方に変化があるか
  • 爪が割れている、欠けている、浮いているように見えるか
  • 触られるのを嫌がるか、持病や服薬があるか

無理に撮影したり、爪を動かして確かめたりする必要はありません。安全に撮れた写真があれば、電話で「受診前に送った方がよいか」を確認します。

まとめ

犬の爪が割れた時は、割れた部分を引っ張ったり切ったりせず、痛み・出血・歩き方を見える範囲で確認して動物病院へ相談します。普段の爪切りに不安がある場合は、けがが治った後に獣医師や動物病院スタッフへ方法を相談できます。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-10-15
更新日
2026-10-15

根拠・出典

読み方の補足:VCA Animal Hospitalsの米国の獣医師による一般向け案内を参考にしています。日本の個別診療基準や家庭で処置できる範囲を示すものではありません。爪を引っ張る・切るなどの処置を自己判断で勧めず、出血や痛みがあれば動物病院へ相談してください。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:犬の爪切りの目安と怖がる時の進め方 ・ 犬が足をかばう時の記録と相談準備

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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