通巻 034 号 2026.10.02

東京・JIN活研究所

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猫と犬の腎臓を守る、毎日の研究誌

猫のそばで日々の記録をつける飼い主の手元
写真はイメージです。実在の飼い主・症例・診療場面を示すものではありません。

2026.10.02 第034号 体調を観察する 4分

猫のくしゃみ・鼻水・目やに|受診前に記録したい変化

症状の名前を決めつけず、受診時に伝えたい変化をメモする。

くしゃみだけで原因を決めない

猫のくしゃみ、鼻水、目やには、感染症を含む複数の状態で見られることがあります。コーネル大学獣医学部の解説では、目や鼻の分泌物、くしゃみ、咳、元気や食欲の低下などが呼吸器の症状として挙げられています。ただし、症状の見た目だけで原因や治療を決めることはできません。

「風邪だろう」と判断して薬を使うのではなく、いつからどのように変化したかを整理して、動物病院へ伝えましょう。

受診時に伝えたい観察メモ

  • 最初に気づいた日時と、その後の頻度・変化
  • 鼻水や目やにの有無、左右、色や量の変化。可能なら写真
  • くしゃみ以外に咳、口の中の気になる様子があるか
  • 食欲、水を飲む様子、活動性、睡眠など普段との違い
  • 呼吸がいつもと違って見えるか。気づいた時の短い動画
  • 同居猫にも似た変化があるか、最近の環境変化

記録は診断の代わりではありません。写真や動画を撮るために猫を押さえつけたり、受診を遅らせたりしないでください。通院時のキャリー準備が心配な場合は、「猫の通院キャリーを少しずつ準備する方法」も参考になります。

呼吸や元気に大きな変化があれば、記録を待たない

コーネル大学獣医学部は、猫の呼吸器症状に呼吸困難や急速な呼吸が含まれる場合があると説明しています。呼吸が苦しそう、ぐったりしている、食べられないなどの変化がある時は、メモを完成させるより先に動物病院へ連絡し、受診方法を相談してください。

人用の薬や、以前別の動物に処方された薬を自己判断で使うのは避けましょう。診察のうえで必要な検査や対応を獣医師に相談します。

獣医師への相談

くしゃみや分泌物が続く、悪化する、元気・食欲に変化がある場合は、原因を記事から推定せず動物病院へ相談してください。呼吸が苦しそうな場合や急に状態が変わった場合は、記録作成を待たず、まず電話で受診先へ連絡しましょう。この記事は診断や治療の代わりではありません。

この記事の根拠と執筆情報

執筆・発行
JIN活研究所
公開日
2026-10-02
更新日
2026-10-02

根拠・出典

読み方の補足:Cornell Universityの呼吸器感染症解説(2018年更新)を症状の整理に参照しています。くしゃみ・鼻水・目やにだけで感染症や原因を診断することはできません。

獣医師への相談

症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。

関連ページ:猫の通院キャリーを少しずつ準備する方法

本記事は一般的な情報提供を目的としています。症状がある場合や食事・投薬を変更する場合は、かかりつけの獣医師へご相談ください。

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