
猫がふみふみするのはなぜ?成猫の理由は断定できない
よく見られるしぐさでも、理由を一つに決めつけない。
「ふみふみ」は前足を柔らかい面へ繰り返し押すしぐさ
毛布やクッション、人の膝などに前足を交互に押し当てる行動は、「ふみふみ」と呼ばれることがあります。Cats Protectionの解説によると、子猫は授乳時に母猫のお腹を前足で押す行動を見せ、その行動が成猫になっても続くことがあります。
一方、成猫がなぜこの行動を続けるのかについて、同団体は答えが分かっていないと説明しています。「安心しているから」「甘えているから」など一つの気持ちに結びつけず、その時の姿勢や周囲の様子と合わせて見るのがよさそうです。
Q. ふみふみしている時は、気持ちよいの?
リラックスしているように見えることはありますが、ふみふみだけから猫の気持ちを確定することはできません。どんな素材で行うか、いつ始めるか、声や触れられ方にどう反応するかを観察すると、その猫の好みを知る手がかりになります。眠っている時や休む前に見られる場合でも、理由を断定する必要はありません。
ふみふみをやめさせるために叱ったり、前足を押さえたりするより、猫が自分で離れられるようにします。爪が毛布や衣服に引っかかる場合は、厚手で目の粗くない布を使うなど、周りの物を調整できます。
Q. ふみふみ中に爪が出る時は?
布や皮膚を傷つけそうな時は、猫を急に引き離さず、間に厚手の布を置くか、猫が自分から移動できるようにします。膝の上で痛い場合は、猫が乗る前にクッションやブランケットを置き、嫌がる様子があれば無理に抱き続けないようにします。
爪の手入れをする場合は、猫が落ち着いている時に無理のない範囲で行い、難しい時は動物病院などへ相談してください。爪の色や形、足先に異常が見える場合も、ふみふみのせいと決めつけず確認を受けましょう。
いつもと違う変化が重なる時は、行動だけで判断しない
ふみふみの頻度が変わっただけで病気とは限りません。ただし急に触られるのを嫌がる、歩き方が変わる、食事や排せつの様子も変わるなど、別の変化が同時にある場合は動物病院へ相談してください。いつ頃から、どんな時に、どの程度見られるかを記録すると説明に役立ちます。[猫が急に隠れるようになった時の記録](/journal/cat-hiding-change/)も、行動の変化を伝える準備として参考になります。
まとめ
猫のふみふみは子猫期の行動とつながることがありますが、成猫が続ける理由は一つに決まっていません。行動だけで気持ちを断定せず、爪が引っかからない環境を整えて見守りましょう。痛みや歩き方、食事・排せつなど別の変化があれば、獣医師へ相談してください。
この記事の根拠と執筆情報
根拠・出典
読み方の補足:Cats Protectionの解説に基づき、子猫期の授乳行動と成猫で続く理由の不確実性を区別しています。ふみふみだけで感情や健康状態を判定できるとは述べていません。
獣医師への相談
症状や飲水量・尿量・体重・食欲の急な変化、検査での指摘、投薬中、妊娠・授乳中、食事やサプリメントを変える場合は、開始・変更の前にかかりつけの獣医師へ相談してください。処方薬や療法食を自己判断で中断・変更しないでください。
関連ページ:猫が急に隠れるようになった時の記録